ようやく出発地点となるタイのバンコクへと向かい、そこで妻と合流します。

台北の空港も飾り付けられ、年末年始の佇まい、と、よくよく見るとクリスマスのままですね。

台湾は旧正月がメインなので、12月末は何でもない月末という扱いなのでしょうね。

記載内容は2011年12月時点のものです。ご旅行の際には最新の情報も合わせてご確認下さい。

目次

【タイ王国(ราชอาณาจักรไทย/Kingdom of Thailand)】

通貨はバーツ(บาทまたは฿と表記)で、記事中はバーツと記載します。 2011年12月現在のレートは1バーツが2.5円弱ですので、日本円へは『2.5倍(5倍して2で割る)』くらいの換算で、40バーツなら100円ほどですね。

バンコク到着

台湾の台北からタイのバンコクへは約4時間のフライトです。

札幌から台北までが5時間弱でしたので、台北は真ん中あたりで中継点として最適でした。

スワンナプーム国際空港(ท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ/Suvarnabhumi International Airport)から市街へは、2010年8月23日にエアポート・レール・リンク(รถไฟฟ้าเชื่อมท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ/Airport Rail Link, ARL)が開通して『乗せたらボるしボれなきゃ乗せない(例えそれで客が一人も取れなくても!)』という謎ポリシーのタクシードライバーとのバトルが不要になりました。

空港地下のARLコンコース 空港地下のARLコンコース

これまでは、

  • そもそも料金がドライバーの言い値
  • メーターを回してくれたもののメーターを布で覆い隠して見せてくれない(ターボメーター疑惑)
  • 普通にメーター走行し始めて安心した途端に高速道路の路肩に停まり「500バーツでいいよな」と始まる

などと、初日からうんざりさせられましたが、今後はARL運行中なら定額で渋滞なしにアクセス出来ます。

ちなみに、昼間帯なら場所や混雑状況にもよるものの、空港利用料と市街までの高速料金とメーター料金、さらにはチップまで払ったとしても400バーツ(約993円)も行かないはずですので参考まで。

たかか数百円だろうとボらせない『日本人チョロすぎ』と思われぬよう、次に乗る日本人のための負けられないバトルです(笑)

フワランポーン駅

移動は半日がかりになる計算ですので、電車は早朝便を狙います。

妻のアパートのあるオンヌット(อ่อนนุช/On Nut)エリアは離れているので、別途持参したデイパックに最小限の荷物を詰め替えて二人でフワランポーン駅(สถานีรถไฟกรุงเทพ/Hua Lamphong Station)付近のホステルに前泊しました。

@Hua Lamphong Hostel

ただの前泊ですし、最悪でも寝るだけ…と割り切って選びましたが、これが意外にも何の問題もなく、次の訪泰時からはこれくらいの価格帯のところもありかも…と考えを改めさせられました。

駅の周辺は交通の要所だけに、ローカル感のある食堂や屋台なんかも多々出ており、そこら中から炭火の煙と香ばしい香りが漂います。

再会を祝し、そして旅立ちに乾杯。

明日はついにカンボジアへ向かいます。