カンボジアの前に、まずは出発地点であるタイのバンコクへ向け、中継地の台湾に向かいます。

悲しいかな地方都市、札幌からは台湾・香港・中国・韓国くらいしか直行便がなく、どこへ行くにも成田なりの経由便になりますので、最近は逆に寄り道を楽しむつもりで、中でも割安な台湾・中国経由を積極的に組み込むようにしています。

今回は、前回の訪泰時がバンコク発〜台北経由〜札幌行き往復チケットの往路分で帰国していたので、その復路分で台湾の台北へと向かいます。

記載内容は2011年12月時点のものです。ご旅行の際には最新の情報も合わせてご確認下さい。

目次

【中華民国(中華民國/Republic of China)】

通貨は台湾元(元またはNT$と表記)で、記事中は元と記載します。 2011年12月現在のレートは1元が2.6円弱ですので、日本円へは『2.5倍(5倍して2で割る)+α』くらいの換算で、40元なら100円ちょっとですね。

※日本国としては中華民国という国家ではなく、台湾(臺灣/Taiwan)という地域として扱われますが、私たちを含め日本人としてはその限りでない事も少なくありません。

台北へ移動

ガスの元栓、良し、忘れちゃいけない水落し…と、北国らしい外出前点検を済ませたら、JR快速エアポートに飛び乗り新千歳空港へ。

札幌市内から新千歳空港へはJR快速エアポートで1時間弱ですが、冬は雪害、夏は獣害によるダイヤの乱れも少なからずあり、最悪は途中からタクシーに切り替えられるよう、国際線の場合は搭乗の4時間半前くらいには家を出ておきます。

台北へのフライト

今回の機体はハローキティジェット。

エバー航空のチケット エバー航空のチケット

特装機は初めてで得した気分ですが、新千歳空港の展望デッキは国内線側で、搭乗ゲートも奥に通路を挟む構造なので、駐機している機体は見えにくいです…。

ハローキティーのクッション ハローキティーのクッション

内部は何から何までハローキティーで、子連れでもないおじさんが独り座るのは変な感じです。

ハローキティーのウェルカムサービス ハローキティーのウェルカムサービス

機内食でお腹が膨れた後は、寝不足が祟って着陸までひたすらに爆睡。

台北に寄り道

台北は単なるトランスファーですが、寄り道したくて台北市内のホテルを選びました。

國光客運のバス 國光客運のバス

空港から市内へのバスの所要時間は1時間弱、15分〜20分間隔くらいで出ており、料金は125元(約322円)ほどです。

このバス、幾重にも重なった高層の高架道路をタイムアタックさながらに全開走行ですので、ホームビデオを回されるなら『m.o.v.e』さんの楽曲をBGMに「ドッギャァァァ!!!」の書き文字テロップで決まりです。

コスモスホテル台北

今回はチョイ寄りということで、駅に近いコスモスホテル台北(台北天成大飯店/Cosmos Hotel Taipei)を選びました。

良いホテルですが、いわゆる出張族のビジネスマンが経費で泊まるホテル然としており、旅行なら多少の不便さを差し置いても他にいくらでも選択肢はあるかな、と。

ホテルに荷物を置いたら、そのまま台北MRT(臺北捷運/Taipei Metro)で士林夜市(士林夜市/Shilin Night Market)に向かいます。

いよいよ実感の湧いてきた『休み』を感じながら、独りほくほくと食べ歩くのです。

士林夜市 士林夜市

ちなみに、士林夜市の台北MRTの最寄り駅は剣潭駅(劍潭站/Jiantan Metro Station)であって、士林駅(士林站/Shilin Metro Station)ではありませんので注意が必要です。

うろ覚えで士林駅で降りようと思っていたところ、近くに乗り合わせていた『るるぶ』音読中の日本人夫婦の会話で気付かされ、何食わぬ顔で一緒に降りて事なきを得ました(笑)

ホテルへ帰る道すがら、コンビニで台湾風煮卵(茶葉蛋/Tea Egg)と台湾ビール(臺灣啤酒/Taiwan Beer)を買い込み、追い台湾しておやすみなさい。

さて、明日はバンコクです。